イメージ力強化の10ステップのステップ1:平面のイメージングをお話しする前に、イメージ力の強化とイメージ力を強化する効果について、概要をおさらいしよう!
もう、他のステップで見た方は、4.イメージングの進め方 から読んでいただければ結構だ。
イメージ力とは
イメージ力というのは、まぶたの裏にまるで見えるように描く能力のこと。
見たことがあるものはもちろん、見たことがないものさえも、イメージ力で見ることが出来る。
成功者は、イメージ力が高い!
そして、大切なのは、ほとんどの成功者は、イメージ力がものすごく高いことだ。
イメージ力が高いから、イメージどおりのゴールを上げることができるし、イメージどおりの商談を行い成功させる。
イメージ力が高いから、そのイメージどおりのものを作り上げることができる。イメージどおりの協力者を得ることが出来る。
だから、イメージ力の高い人が、成功者になっているのだ。
イメージ力を高めることで出来ること
パフォーマンスがあがる
スポーツパフォーマンスの向上
トップアスリートの多くがイメージ力を活用し、競技前にイメージトレーニングをしている。
イメージ力を強化しておくと、事前に、頭の中で、イメージトレーニングをする際、サッカーならゴールした様子、野球なら、ホームランとかヒットとかを打った様子、相撲なら相手を押し出した様子、テニスであれば、パッシングショットの様子、体操であれば、完璧なフィニッシュの様子などを、リアルに、詳細に描くことができるようになる。
そうすると、イメージトレーニングのたびに、体が実際にゴールや、ホームランを打った時と同じ筋肉や、神経の流れを再現し、うまくいくための筋肉の動きを脳も体も覚えこむことになるため、実際のゴールや、ホームランも、その時のイメージのように筋肉が反応し、最高のパフォーマンスを発揮することができるのだ。
ビジネスパフォーマンスの向上
ビジネスの世界でも同様で、最近は、ビジネスセミナーでも、イメージトレーニングが人気だが、要領はスポーツと同じで、事前にイメージトレーニングしておくと、その通りのイメージを自然に実行できるようになる。
- 商談
- プレゼンテーション
- 挨拶
- 面接 などなど
ビジネスの大事なシーンで、事前にイメージトレーニングをしておくことで、その通りに行動出来たら、どれだけの成果を得られるだろうか? しないことに比べ、雲泥の差の成果を得ることは間違いない。
このようにビジネスにおいても、イメージ力を強化することで、イメージトレーニングがうまくいき、それによりあなたはイメージ通りの素晴らしい行動をすることができ、高い成果を得ることができるのだ。
対人パフォーマンスの向上
ビジネス以外でも、人との関係性でより良いパフォーマンスができるといいことが多い。
例えば、恋愛においてもそうで、デートに誘うときでも、告白をするときでも、パーフェクトなシチュエーションを設定して、相手がグッとくるようなパフォーマンスをすれば、うまくいく確率はぐっと上がる。
このように、スポーツにおいても、ビジネスや対人関係のパフォーマンスにしても、イメージ力を強化することがとても大きな効果をもたらすのである。
こちらに、イメージ力を強化した上で、イメージトレーニングをする場合の成功のポイントをまとめておいたので、実際に試してみたい方は、参考記事を見て実施してみると実感できると思う。
【 参考記事 イメージトレーニングで成功する!方法の詳細 】
お金も人も情報も引き寄せる
さらに、イメージ力を鍛えると得られるものとして、必要なお金も、人も、情報も引き寄せるという効果がある。
どういうことかというと、イメージ力を強化すると、何をするにしても、成功した時の具体的なイメージが、臨場感をもってはっきりと描くことができるようになる。
そうすると、そのイメージは、心理学者ユングが言うところの集合的無意識に、あなたの潜在意識の深いところでつながり、あなたの周波数を上げれば上げるほど、より深い情報にアクセスできるようになり、お金を得るための方法のアイディアが、あなたの頭に閃きとして降りてくる。
さらに、この集合的無意識は、周波数が近い他の人にもつながっていて、あなたの願望を叶えるために、協力してくれる人が実際にあなたに連絡をしてくれたり、偶然のように会ったりするようになるのだ。
その結果、あなたが、イメージ力を強化することで、より引き寄せの力が高まり、お金も人も情報も引き寄せることができるのだ。
クリテイティブになる
イメージ力を強化することで、集合的無意識にあなたが必要とするものが伝わり、アイディアが閃くようになるとお話ししたが、例えば、素晴らしい曲が閃くようになるとか、美しい絵画が描けるとか、独創的なデザインが思い浮かぶようになるとか、楽しいストーリーが思い浮かぶとか、お笑いのネタが浮かぶようになるとか、数え上げればきりがないほどの効果がイメージ力を強化して、クリエイティブになることで得ることができる。
あなたが、もし、パフォーマンスを上げることに興味がなくても、イメージ力を強化して、クリティテビティを高めることで、あなたが本来持つ才能が開花するかもしれない。
結局、世の中の成功者と言われる人たちは、パフォーマンスを高められる人か、クリエイティブな人かである場合が多い。
そして、その中でも、とても大きな成功を得ている人は、例えば、ビル・ゲイツにしても、スティーブ・ジョブズ、ウォーレンバフェットにしてもみんなそうだ。パフォーマンスもいいし、とてもクリエイティブだ。そして、彼らに共通するのは、イマジンする能力、イメージ力がとても高いということだ。
それでは、いよいよ、あなたが成功するために必要なイメージ力を強化する方法を具体的にお話ししよう!
イメージングの進め方
ここでは、1.平面のイメージ力強化のイメージングナビゲーションの内容をご紹介する。できれば、録音し、スマホなどで再生しながら、イメージングをしていただきたい。
平面のイメージングの練習方法としては、最初に、4番目の 「 自由想起 水平線からの正方形のイメージング 」を試し、なかなかうまくいかない場合は、1番目の記憶想起、次に、3番目の自由想起の順で練習すると、ある程度イメージできるようになる。
そうなったら、次の立体のイメージング練習するといい。ただし、なかなかイメージができない人は、あきらめずに、もう一度、残像訓練法で、40秒ぐらい残像が見えるように練習して、平面のイメージングを再度、試していただきたい。
現代人には、テレビなど画像情報に接する機会が多くイメージ力がなおざりにされているため、イメージ力を取り戻すのに時間がかかるが、イメージ力というのは、本来、誰でもが生理的に持っている能力なので、練習すれば必ず伸びる能力なので、ぜひ諦めないで続けてほしい。
平面のイメージング
イメージングを強化する10ステップを練習していただくと、確実に、鮮明にイメージする力が着いてゆくが、その最初のステップが、平面のイメージングである。
最初は、これだけでも簡単ではないので、そのつもりで実行してほしい。
記憶想起 丸
まず、大きな丸が書かれた紙を持ってください。
その紙を少なくとも1分間、よく眺め、その形を、脳裏に焼きつけてください。(3回ほど)
次に目を閉じて心の中で紙に書かれた丸を再現します。紙に書かれた丸を心の中で再現してゆきます。
繰り返し行うことにより、必ず再現できるようになります。できるようになるまで毎日このプロセスを繰り返してください。
記憶想起 丸 説明付き
まず、大きな丸が書かれた紙を持ってください。その紙を少なくとも1分間、よく眺め、その形を、脳裏に焼きつけてください。(3回ほど)
次に目を閉じて心の中で紙に書かれた丸を再現します。紙に書かれた丸を心の中で再現してゆきます。
繰り返し行うことにより、必ず再現できるようになります。できるようになるまで毎日このプロセスを繰り返してください。
人には誰にでもハッキリとイメージをみる生理的な能力が脳に組み込まれています。イメージの鮮明さや正確さは繰り返しイメージすることによって得られます。呼吸法とリラックスがよりイメージを鮮明にします。
自由想起 丸
呼吸を整え、リラックスして、瞼を閉じ、目の前のスクリーンに丸を描いてください。
はっきりとした丸が描かれるまで、目の前のスクリーンに、心を集中しましょう。
繰り返し行うことにより、必ず描くことができるようになります。できるようになるまで毎日このプロセスを繰り返してください。
自由想起 水平線から正方形のイメージング
ふだんあなたが座っているところから見える壁の空きスペースやその他の適当な場所を選び、心の中で、そこに20センチほどの黒い水平線を書いてください。書いたら、実際にそれが壁に描かれているかのようにはっきりとみる努力をしてください。
次に、水平線の両端から同じ方向に向かって、水平線と同じ長さの2本の垂直線を心の中で描いてください。それからもう一本の水平線で垂直線の端と端とをつなぎます。これで正方形になったはずです。
その正方形を完璧に見る努力をしてください。
自由想起 水平線から正方形のイメージング
についての質問ですが、
線を描いたら、実際にそれが壁に描かれているかのようにはっきりとみる努力をしてください。
というのは、
例えば、部屋の壁で実践する場合、まぶたを閉じて記憶の中の部屋の壁に描けるまでトレーニングするということでしょうか?
それとも目は開いた状態で実際の部屋の壁に線を描けるまで行うものなのでしょうか。
最初に、目を開けた状態で、壁の上に、描いて下さい。実際に、存在するわけではないので、ある程度見えれば結構です。
次に、まぶたを閉じた状態で、イメージの中で、壁も含めて、目を開けた状態と同じ様子を思い描き、できるだけはっきりと、正方形を描いて下さい。
何度も繰り返していると、はっきり見えるようになります。
これは、最初の段階では、脳に、正方形を刷り込んでいくことをして、次の段階で、刷り込みを、脳の中で現実のものとして作り上げる一番初歩の訓練です。