大人のADHD:自分でできる治療法
当サイトでは、潜在意識を変えることで、あらゆる問題に対処でき、幸せになることが可能であるとの信条から、ADHDに関しても、その原因を潜在意識の観点から特定したうえで、対策をご紹介してゆきたい。
基本的には、軽度な症状に関しては、アファメーション手法を、イメージナビゲーションにより、何度も繰り返し聞き、自分も口に出すことで、潜在意識に入れてゆき、自分で、ADHDの症状を緩和してゆくことができるようにする。
ただし、今までの経験によるトラウマなどで、アファメーションが、逆効果になる場合に関しては、その内容に関してはメンタルブロックが強く働いている可能性が高いため、ヒーリングなどにより、メンタルブロックを外してから、アファメーションを実施する方法をおすすめする。
さらに、ADHDの症状が強くこれらの方法でも、一定の効果が出ない場合は、エンジェルマスター法や、エンジェマなどを使い、自分自身の行動への意識付けを高めることにより、ADHDの症状をなくし、健常者の行動と変わりないものに変えてゆく。
大人のADHD(多動性):自分で出来る治療法
上記で、大人のADHDに関して、潜在意識を活用した治療法の概要をご説明したが、この章では、20代の男性患者の事例を元に、ADHDの症状のひとつである多動性のいくつかの症状別に患者の方が自分自身で行っていただいた治療法をご紹介していきたい。
◆食事のときに、はしを揺らしたり、貧乏ゆすりをしたり、さらに、皆が、料理の話をしていても、自分の会社の話を突然してみたり、落ち着きがない。
原因は >>
自分が興味ある事を、早くしたかったり、早く話したかったりという情動が先になり、相手の話だとか、まわりの雰囲気などにはまったく意識が行かない。
さらに、体が、自分がしたいことに対しての準備態勢にすぐ入ってしまうため、体が揺れたり、はしを揺らしたりする。
対策は >>
この問題に関しては、以下の点を自分の無意識に言い聞かせ理解させることで、相手の話をまず聞く姿勢を作り出す。
- 相手の話にしっかりと注意を向けて、理解しながら聞くこと。
- 相手の話を聞きながら、自分のことを思いついても、相手の話が終わるまで、しっかり聞くこと。
- 相手の話を聞いて、相手が何をどのように考えているのかに興味を持つこと。
治療法 >> アファメーション イメージングナビゲーションで実施
【 アファメーション:例文 】
- 私は、相手の話に集中して、一つ一つ理解しながら聞きます。
- 私は、相手の話の区切りがつくまで待ち。それから私の思ったことを言います。
- 私は、相手に興味があります。相手が何を考えているのかを知りたいと思います。
このアファメーションを毎日繰り返すことにより、徐々に相手のことや、相手の話している内容に興味を持つようになってきたということだった。
ただし、どうしてもイライラしたり、早く違うことがしたいという気持ちが残るということだった。
そのため、各種瞑想法、呼吸法、リラックス法などを学び、今は、一番簡単なマインドフルネス瞑想を行っているため、だいぶ落ち着きが出てきたということだった。
◆親族も含め多人数で会食などをしても、自分が食べてしまうと、すぐに席を立ち、違うことをしようとする。家の中でも落ち着きがなく、不意に、親の部屋に来るので、どうしたと聞いても、別にと答え、また、自分の部屋に戻ったり、特に意味のない思いつきのような動きが多い。
原因は >>
上記と同様で、自分が興味ある事を、早くしたかったり、早く話したかったりという情動が先になり、相手の話だとか、まわりの雰囲気などにはまったく意識が行かない。
さらに、体が、自分がしたいことや思いついたことに対してすぐ行動してしまう。
対策は >>
この問題に関しては、ADHDによる先天的な障害の要素が高いためだろうか、落ち着くためのアファメーションの効果があまりなかった。
ご本人の話によると、イライラしたり、ストレスを感じたりするということだったので、気持ちを落ち着かせることができる下記の各種手法を学んでいただき、実施した。
治療法 >> チューニング手法、ヒーリング手法、イメージング手法をイメージングナビゲーションで実施
チューニング手法から、
ヒーリング手法から、
イメージング手法から、
残像訓練法により集中力を
上記手法を組み合わせ、3週間ほど、イメージングナビゲーションを実施することで、ずいぶん気持ちが落ち着いてきたようだとのことだった。
特に、ストレスを解消するヒーリングの、特に火のイメージによるヒーリングで、イライラの原因が見つかり、それによりずいぶん気持ちが楽になったとのことだ。
現在も、これらのマインドインスパイアの各手法を継続的に行っているとのことだが、以前に比べ落ち着いてきたと家族や会社の人に言われるようになったとのことだった。
今回は、ADHDの特徴的症状である多動性に関わる自分で出来る治療法をご紹介した。
他にも、以下のようなADHD症状の治療法も、興味のある方はご覧いただきたい。
【 参考記事:大人のADHD(不注意):自分で出来る治療法 】
【 参考記事:大人のADHD(衝動性):自分で出来る治療法 】
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