幼少期のマインドセット
一般に、7歳までの育てられ方で、ほとんどのマインドセットが決まる。
マインドセットというのは、生まれ持った性格もあるが、その性格をベースに、7歳までに、どのように扱われたか、どのような言葉を言われたか、どう思われていたかに、自分の心が反応して、作り上げられてゆく。
そうして作られたマインドセットに、あなたの人生は翻弄され続けるのだ。
幼少期に作られたマインドセットの事例
ある厳格な経営者の父に、2人の息子がいた。
長男は、生まれ持った性格は、好奇心旺盛で、ものを作ることが好きな子供だった。次男の方は、動物が好きで心優しい子供だった。
この2人の子供を立派な経営者にしようと、父親は、会社で部下を意のままに働かせるのと同じ方法を、2人の子供たちに実行した。すなわち脅して、経営者にふさわしい青年に仕立て上げようとした。
その結果、長男は、何をやっても続かない全くやる気のない青年になった。長男は、父親に脅されるたびに、父親の望むものになろうと努力した。
でも、それは自分のやりたいこととは、全く違うこと。努力すればするほど、自分の本来の心が、それを拒否して、最後には、何をする気も起きなくなった。
次男は、毎回父親に、何々をしないと、何々ができないぞと脅され続けているうちに、何々をしてくれないから、何々ができないと考えるようになり、すべてを人のせいにして、何もしない青年になった。
長男も、次男も、父親の望む青年とは、全く違う青年に成り果てたのである。
ここでちょっと考えて欲しい。
幼少期のマインドセットは変えられる
このようなケースは、ほんとうによくあるケースなのだが、もしあなたが、この長男や次男だったどうすれば良いのだろうか?
よくあるのは、そんな父親を、恨んだり、責めたりすることだが、それでは、まったく問題は解決しない。
恨んだまま、人生の終わりを迎えるしかない。ほとんどの父親は、悪いことをしたと思ってないから謝りもしない。まあ、謝ってもらっても仕方がないが…
じゃあ、どうすればいいのか?
答えは、簡単だ !
7歳までに作り上げられた
あなたのマインドセットを変えればいいのだ。
【参考記事:新らたなマインドセットの作り方】
【参考記事:マインドセットを書き換えるには】
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