ひと昔前は、一部の勘違いをしている宗教が、世間を騒がせたり、犯罪に走ったりしたため、瞑想のことをオカルトのように思っている人も多くいた。
ただし最近では、欧米を中心に、日本でもビジネスマンや芸術家などが、日常的に行うようになり、ずいぶん一般的になってきている。
瞑想の効果
- 心を落ち着ける
- 健康になる
- 集中力を高める
- 目標を達成する
- 発想が浮かぶ
など、瞑想には実用的な素晴らしい効果があり、瞑想をして、ビジネスに活用したり、健康になろうといったような
- ベストセラーの自己啓発書
- ビジネスの成功ノウハウ本
- 各種ビジネスセミナー
- テレビなどマスメディアでの特集
など、多くの情報が提供されて、一般認知度も格段に上がってきている。
そこで、ここでは、瞑想を行うことによって、実用的効果について、ご紹介する。
ビジネスにも健康にもこんなに役に立つ! 瞑想の実用的効果
ストレスが減り、集中力が高まる
例えば、勉強しようとすると、なかなか集中できずいろんなことを考えてしまう。
連想ゲームのように、いろんなことが思い浮かび、ひどい時にはぼんやりとしてるだけで時間が過ぎてしまい、はっと気がつくと30分ぐらい過ぎてしまうことも……
ただ、ぼんやりと妄想しているだけなら、集中はできてはないが、ストレス解消にもにはなるので、まあいいが、ほとんどの人が、勉強のように、あまり気の乗らないことをしようとしている時に思い浮かべるのは
昨日、あいつにあんなこと言われた。ムカつくなあ。とか
あの時、あんなことさえしなかったら、今ごろもっとうまくいってたのに。とか
過去のことや
このままでいったら、絶対うまくいかない、どうしよう。とか
明日、またあいつと一緒だ、嫌だなあ… とか
未来のことばかり
気が乗らないことをしようとしている時に、思い浮かべることは、ほとんどが、過去の後悔や嫌なこと、未来の心配や不安などストレスが溜まることばかり…
こんな人は、心と身体をリラックスさせ、呼吸に意識を集中させる瞑想を行うことで、過去や未来に煩わされることなく、今を元気に頑張っていこうという気持ちになるのだ。
ストレスが減り、集中力を高めるのに効果の高い瞑想法としては、
などがある
疲れにくく元気になりやすくなる
疲れにくくというのは、言葉を変えて言えば、体の中を『気』が、滞りなく循環して、さらに外部から新鮮な『気』を、ふんだんに取り入れられる体の状態にするということだ。
このように言うと、また非科学的で、オカルトっぽいと思われる方もいらっしゃると思うが、考えてみてほしい。
『気』と言うのは、科学的には、証明されているわけではないが、実感としてはあるんじゃないかと思う人は多いのではないか。
例えば、
- 気力、無気力
- やる気
- 元気
- 気が合う
などなど、実感としてはあると思っている人が多いから、『気』を使った言葉は多く、普通にみんなが生活の中で使用しているのではないだろうか。
科学では証明されていないといっても、まだ証明されてないだけで、ニュートンが発見した重力のようにそのうち当たり前になると思われる。
話は、少し脱線したが、『気』の循環を良くして、新鮮な『気』を取り入れることが、瞑想ではできるのである。
ほとんどの瞑想法には、この効果があるが、
代表的なものとして、
- 気功
- ヨガ
- 禅
専門的なところでは、
アイディアを思いつきやすくなる
あなたが、アイディアを思いつくのはどんな時だろうか?
お風呂で湯船に浸かりフゥーっとしている時?
徹夜明けで、頭がぼーっとしている時?
何気なくぼんやりとテレビを見ている時?
思いつく時間や場所は人それぞれだが、共通しているのは、物事を論理的に突き詰めている時ではなく、リラックスして、ぼんやりしている時ではないだろうか?
リラックスしてぼんやりしている時に、降りてくるようにアイディアが閃くのではないか
また非科学的な話で恐縮だが、アイディアと言うのは、何らかの大いなる存在、神と呼ぶのがいいのか、宇宙の意識と呼ぶのがいいのかわからないが、そのような無限の叡智を持つものと『気』があった時に、アイディアは、あなたの意識に降りてきて、はっと閃くのだ。
一流のミュージシャンや、ノーベル賞学者のほとんどが言うように、曲やアイディアがふと降りてきたと言うことは、きっと未来の科学で証明される。
彼らのようなことが、瞑想をすることで得られるのである。あなたの今していることに大きな効果をもたらすアイディアが得られるようになる。
基本的には、どの瞑想にもあるように、静かな場所でリラックスして呼吸を整え、自分の内面の深いところに意識を集中させることで、アイディアを得ることができる。
これも、ほとんどの瞑想において効果があるが、この目的に特化しているものとしては、
- グラウンディング瞑想
目標を達成しやすくなる
一般に、ビジネスや勉強の目標を達成するためには、PDCAサイクルが大事だといわれている。
- PLAN
- DO
- CHECK
- ACTION
- 達成したい目標を達成するための計画(PLAN)を立てて、
- 実際に行動(DO)してみて、
- どこまでうまくいったか行かなかったかを確認(CHECK)して、
- その点を改善する方法(ACTION)を検討し、それを、加えた計画を作る
目標を達成するためには、このようなPDCAのサイクルを実行しながら、少しずつ目標に近づいてゆく方法を、ビジネスでも、勉強でも、優秀な人はほぼ全員実行している。
瞑想は、これをさらに、実効性の高いものにする力を持っている。
PDCAを実行している人は、良くお分かりだと思うが、PDCAサイクルを回す際に、実行が難しい点がいくつかある。読めば納得されるはずだ。多くの人が、これがわからないために、目標が達成できない。
- どんな目標を立てればいいのか、何が一番自分にとって重要なのかがわからない。
- 目標を達成するためのプロセスが、よくわからない。
- 計画を実行してもうまくいかなかった場合、じゃあどう改善するかがわからない。
答えから言えば、瞑想は、この問題点を解決してくれるのだ。
瞑想をすることで、
- どんな目標が現在の自分にとって大事かが瞑想で理解できる。
- 目標達成までのプロセスが見えてくる。
- 目標達成への改善策が見えてくる。
この原理は、1-3 アイディアを思いつきやすくなるでご紹介した方法に似ているが、要は、大きな叡智に「気」を合わせ、この存在に問いかけることにより、目標、プロセス、改善策などが、アイディアとしてあなたに降りてくるのだ。
だから、PDCAサイクルが、うまく回るようになり、目標を達成してゆくことができる。
これは、瞑想にイメージトレーニングを合わせたような形で実施する。その方法は、引き寄せの法則などで、類似の方法が紹介されているが、その代表的なものをご紹介する。
では、続いて、このような実効的な効果の高い瞑想を、どのように実行すればいいか瞑想の仕方を、どなたでもできるように、ご説明する。
瞑想の仕方
準備
瞑想を行うには、静かで、ほかの人に邪魔されない場所を選び、時間は、朝起きた時、夜寝る前が望ましい。なぜなら、朝起きた時、夜寝る時というのは、まだ、体が完全に目覚めていないので、リラックスしているし、脳波もまだ、シータ波に近いアルファ派の状態で、意識を集中させやすいからだ。
姿勢
寝ながらする方法もあるが、慣れないうちは寝てしまうので、背筋を伸ばし、ゆったり椅子に座る方法をお勧めする。
リラックス
呼吸法
イメージ
以下の記事で詳しく、ご説明しているので、ご確認いただきたい。
【 参考記事:瞑想の仕方 】
[…] 瞑想法の実用的効果で、その主なものをご紹介しています。 […]