引き寄せの法則の代表的著書である世界的ベストセラー 「ザ・シークレット」の著者ロンダバーンは、「想定の法則」の著者ネヴィル・ゴダードのことを、偉大なる教師と呼び、 「ザ・シークレット」では、多くを、この想定の法則から引用している。この「想定の法則」こそが、”引き寄せの法則”や、”思考は現実化する”の原点といえる。
ネヴィル・ゴダードは、友人のジョセフ・マーフィとともに、ユダヤ人神秘家から週7日7年間、古代ユダヤで使われていた宇宙の法則を直伝され、それを、「想定の法則」にまとめ上げた。その後、彼は、大恐慌時代の困難に陥った人々に、無料で、想定の法則を講演して回り、多くの人々を貧困から救うと、「使命を終えた地球を去って二度と戻らない」と言って、67歳の若さで、亡くなった。最終解脱者のレベルに達していたのだろう。
以下は、その「想定の法則」の要約である。サブタイトルだけで、27もあるが、それぞれに概要をまとめてある。現在、多くの成功者が活用している引き寄せの法則の本質をご自分の目で、再確認していただきたい。
人生のあらゆる現象をつくり出す仕組み
「私は在る」は不滅の自覚であり、意識の中心になる感覚。そして、ただ一つの意識が、多くの意識レベルに形を変え顕現している。そのすべてが、存在の全体を成している。すなわち、私という存在も、宇宙全体の意識と一体のものであり、すべてを成しえる意識と同一のものであるということ。ということは、私という存在に起こるすべての出来事は、私の意識によるものであり、私の意識の在り方によってどうとも姿を変え現れてくるということである。
意識こそが幸せな未来を生み出す唯一の原物質
意識が唯一の存在であり、現物質である。美も、富も、健康も、天才も生み出されるものではなく、自分に対する考えがいろいろにアレンジされ、表現されたに過ぎない。意識の状態が、目に見える世界での生き方を決定している。
宇宙創造の源泉「想定する力」を最大限に生かす
ものを頭で知るには、外側を眺め、他のものと比較し、定義づけするが、霊で知るには、ながめ、語るにとどまらず、対象そのものとならなくてはいけない。幸せな未来を生み出すには、幸せそのもののにならなくてはいけない。蛾が火を知るには、たとえ死んでしまっても、火に飛び込み色も物質も人一つになるようなものたとえ死んでしまっても、今の自分が死に全く新しい自分にならなくてはいけない。
宇宙の支配者へ! 理想の願望を現実化させる秘宝
願望は、それが実現しているという気持ちを信じ、強めることによって自然に成就する。すでに望みがかなっているという気持ちになって初めて未来の夢を実現することになる。
想定を成功させる具体的な手順
思いを定める(想定する)には、自分の望む境遇やなりたい人間像などの心の画像を形作り、その人になった気持ちに注意を寄せること、そして、それ一色になり、ほかの思いを締め出してしまうまで何度も繰り返しイメージを繰り返すこと。
注意力でただ1つのものに焦点を絞り込む
願望が実現するのは、それだけに注意を絞っているとき。注意を集中するたびに、思いの力は強められる。
想定力が人間関係を好転させる
相手に対して、思っていることが相手に影響して、相手はそのように行動するようになる。相手に良くされたいのであれば、相手のことを、良い人だと想定し、そのように思うように心がけることだ。
余計な想像力をいかに捨て去るか
悪に抵抗すれば、悪に注意を寄せることになりそれを現実化するが、悪を捨てれば、あなたは自分の求めるものに注意を向けることができる。
想像した未来の場所を現実の世界に変換する
未来にこうなると想像しその場にいることをはっきりイメージして、現在の自分の状況に戻ると、想像の心の動きが、現在の体の動きに換わってゆく。そして気付いた時には、想像した通りになっているのだ。
創造されるものすべては、すでにあなたの中に存在する
だから、あなたがすべきことは、あなたの中にすでにある想像を自覚すること
未来への潮流を変える介入の力
想像力と注意力が、現物資を概念に変え、状態や環境、そして物質を作る
運命をコントロールする超技法
それは、外界の出来事に行きがちな注意力を、内面の想像に向けること。そう集中することで、現実化する速度は上がってゆく。
秘密の黄金プロセスへ!「受け入れ」の状態に浸る
あなたが望む未来を、五感を超えた精神のレベルで感じ、その感覚に浸りきると、未来を結果として感じるようにさえなる。これが、黄金プロセス。
想定は努力不要の「最小活動の原理」から成る
現在から、想定する未来を結果として得るまでのエネルギーや時間を、注意力により最低にすることが現実化のポイントだ。
想定力は精神を高いレベルで引き上げる
想定することにより、未来は、現在よりもより高いものになる。想定に注意を向けることが、すべてであり、それさえできていれば、未来は、努力なしにより高いものになる。なぜなら、高い注意力で未来が想定されると、意識も無意識も、その想定に向かって自然に動き出す。
「想定の法則」の無限の力とどう一体化するか
自分の無力を知ること、自分ができるのは本来創造されている偉大なものを表現することだけだということを知る。
「想定の法則」が全てを可能にする
確たる想定によって、すべての願望は実現すべく予定されるのである
「想定の法則」を実行する人になろう
望みが実現していると言う気持ちを、常に生き生きと意識し続けていれば、あなたは無意識のうちに実行する人となり願望の実現が避けられなくなる。
「想定の法則」に必要な3つの条件
- 熱い願い
- 不動性
- 想像の中で未来の経験を先取りする
「義」=「なりたい自分になっていると言う意識」に成る
ものに、意識を集中するのではない。なりたい自分になっているという意識、気持ちに集中するのだ。
自由意志の本当の意味を知る
自由意志とは、自由に行動することではなく、自分の望む思いを選べる自由ということ。そのあとは自動的に起きる。
完徹の意識.態度が重要なポイント
想定し続けることが大切。
「想定の法則」を有効活用した実例
8つの成功事例
「想定の法則」が失敗する理由
自然な気持ちで想定できるまで、想定し続けなければ、失敗する。
信仰とは「想定の法則」を活用することにあった
目に見えないものの実在を心で知ることが宗教。すなわち、見えない実在を想定し実現する想定の法則と同じこと。
最高の運命を意識的に作り出すマスターキー
一瞬一瞬の意識により、運命は作り出されている。何が起ころうとも、それは自分が作り出していることを知れば、運命は、素晴らしいものである。
崇高な思いに満たされる生き方
あなたは神、あなたは意識、そして創造主であるという自覚を得ることが、崇高な生き方である。
出典: 想定の「超」法則 ネヴィルゴダード著 林陽訳 株式会社 ヒカルランド
上記の想定の法則の新装版が、発売されています。
詳しく読みたい方は ↓↓↓
△ 思考は現実になる
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