腹式呼吸とは
呼吸の仕方には、胸式呼吸と腹式呼吸があり、通常、多くの人は、胸式呼吸をしている。
胸式呼吸とは、息を吸い時に、肺を広げてゆく呼吸法だ。通常、ほとんどの人がこの呼吸法を無意識にしているが、ろっ骨を広げ、肺を横に広げると、、肩と首に力が入り、緊張の状態になってしまう。
逆に、腹式呼吸は、息を吸うときに横隔膜を下げてゆき、肺の下のほうから息を入れる。したがって、息を吸うときに、肺を横に広げるための肩や首に力が入ることなく、リラックスした状態で呼吸ができる。
腹式呼吸のほうが、無駄な筋肉を使うことなくリラックスして、より多くの酸素や、宇宙エネルギーを取り入れることができるため、自律神経を落ち着かせより安定した気持ちになることができるのである。
腹式呼吸の仕方
手順
- 鼻から息を吸う
- 口から息を吐ききる
他に、吐くほうが先という方法も、吸った後、息を一定期間止めるといいう方法もある
具体的な仕方
- 心臓の鼓動に合わせて、3つ数えながら鼻から息を吸う
- 最初の1つで、下腹部に息を入れる
- 次の1つで、お腹の中心部に息を入れる
- 最後の3つで、胸いっぱいに息を吸い込む
- 続いて、3つ数えながら、口から息を吐く
- 最初の一つで、下腹部から息を吐く
- 次の一つで、お腹の中心部から息を吐く
- 最後の3つで、胸部から息を吐き切る
腹式呼吸の長さ
通常の人は、1分間に12回以上、具体的に言えば、吸う吐くの呼吸を4、5秒に1回程度していますが、宇宙意識に近い波動レベルにするには、1分間に10回以下、理想的には、1分間に4回程度の呼吸数にすることが大変高い効果を生むことが最近の脳科学によって立証されている。
最初は、1分間に10回程度の呼吸を練習し、
- 3秒かけて鼻から息を吸う
- 3秒かけて口から息を吐ききる
できれば、1分間に5回程度の呼吸を目指すことが望ましい。これにより、脳波がシータ波にすることができるのである。
- 6秒かけて鼻から息を吸う
- 6秒かけて口から息を吐ききる
一般的な人の心拍数は、1分間に60程度なので、最初のうちは耳の上の動脈に手を当て、心拍数を図りながら、呼吸してみると大体の目安となる。(3秒であれば、心拍数は、3回ということ)
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