最近、瞑想を、日常生活に取り入れている人が、世界的に増えつつある。その目的はいろいろだが、幸せになるために大変効果の高い方法だけに、あなたがもしまだ体験されていないのなら、一度体験されるといい。
瞑想の目的
- 心を落ち着け、ストレスをなくす
- わけのわからない不安を心からなくす
- 自分の魂が、本当は何がしたいかを知る
- 自分の目的をかなえる方法を知る
- 自分の心の中に潜む問題を知り、解消する
- やるべきことを無意識にやれるようにする
瞑想には、上に述べたようないろいろな目的はあるが、そのすべてが、宇宙意識と一体化することによって得られる。宇宙意識については、多くの人が、どのようなものか述べているが、ここで少し整理してみたい。
宇宙意識とは何か
- 宇宙のすべての出来事をつかさどる原理
- すべての人間の意識の根底にある究極の正しい意識
- 多くの人に神と呼ばれている存在
- 森羅万象すべてのものの原因であり、結果を包含するもの
とてもわかりずらい定義であるし、科学的に誰も、この存在を証明していないが、このような存在がたぶんあるだろうと思っている人は多い。
ただし、このページを読まれているあなたは、この存在をがあることを、無意識のうちに理解しているのではないだろうか。
あなたが宇宙意識と一体化して得られるもの
- 絶対の安心、喜び、希望
- 孤独感からの解放
- すべてを許せる寛容心
- すべての存在(人間を含む)の生きる意味
ユングも言っているが、人の潜在意識は、すべてその根底においてつながっている。
さらに、その深いところでは、すべての意識は、すべての情報を持つ深い意識とつながっている。
この意識が、宇宙意識ともいえる。
宇宙意識とつながる方法(瞑想の方法)
- リラックス
- 姿勢
- 呼吸
- イメージ
とても、簡単な方法のように感じるかもしれないが、この方法のすべてがとても奥深いものだ。具体的に説明しよう。
リラックス
リッラクスがうまくできるようになると、宇宙意識と周波数が合い、深い安心感と、多くのひらめきが得られるようになる。
宇宙意識とつながるということは、波動(周波数)をできるだけ同じにするということだ。基本的に脳波がゆったりしたものになればなるほど、宇宙意識につながるレベルの周波数といえる。いかに周波数を簡単にまとめたが、瞑想の時は、アルファ波以下の周波数にまで、していく必要がある。
30ヘルツ~ ガンマ波 : 強い不安を感じたりている時の脳波
30~14ヘルツ べータ波 : ストレスを感じている時の脳波
13~8ヘルツ アルファ波: 心身ともに落ち着いた状態の脳波
7~4ヘルツ シータ波 : 深いリラックス状態の脳波
~3ヘルツ デルタ波 : 熟睡状態の脳波
それでは、どのようにリラックスを深めるかということだが、いろいろリラックスの方法はあるが、一番基本的で効果の高い方法である自律訓練法をご紹介する。
この方法は、多く紹介されているが、基本的には、そのポイントを押さえて活用すれば高い効果が得られる。自律訓練法のポイントは、日ごろ注意が向けられていない体の各部位に順番に意識を集中し、それぞれを弛緩させてゆくことで、体全体をリラックスさせ、結果心にも深いリラックスをもたらすというものだ。
詳しい方法は、こちらの自律訓練法のページを確認してほしい。
姿勢
姿勢を整えることにより、次の効果が期待できる。
- 宇宙意識のエネルギーを、体に受けることができる
- 宇宙意識の多くの情報を受けられる
- 宇宙意識に近いレベルの心の平安が得られる
なぜなら、
どのような姿勢がいいのか
- 背骨をできるだけまっすぐにする
- リラックスしやすく座る (禅の結跏趺坐や、ヨガの安楽座はさらに効果的が高いが、現代のほとんどの人は、これらの座り方をすると、足が気になってリラックスできないことが多い。椅子の上に背筋をのばし、ゆったり座るほうが、効果が高い。できる人は禅やヨガの座り方で構わない)
- 両足は、肩幅に広げ、足の裏全体をしっかり床につける
- 両手は、手のひらを上に向け、両足の上にゆったりとのせる
寝ながらする方法もあるが、慣れないうちは寝てしまうので、背筋を伸ばし、ゆったり椅子に座る方法をお勧めする。
呼吸
呼吸法は、数多くあるが、これは、呼吸の仕方により、無意識をコントロールする自律神経を、脳の視床下部の脳下垂体を司令塔として、肉体のあらゆる機関に指令を出し、ホルモン分泌を促すことができることによる。
ただし、この効果は、大変大きなものであり、仕方を間違えると、心身に悪い影響を与えることが多々あるため、専門の指導者について行うのであればよいが、ご自分だけで、複雑な呼吸法を試すのは、絶対にやめていただきたい。
ここでは、リラックスをしやすく、宇宙意識と周波数を合わせやすい基本的な呼吸法をご紹介する。
- 腹式呼吸をする
- ゆっくり呼吸する (1分間に4~6回の呼吸)
- 呼吸は、吐く吸うを同じぐらいの長さ
腹式呼吸とは、普通息を吸うと胸が膨らむが、横隔膜を上下させることで行う呼吸法
なぜ、1分間に4~6回の呼吸が、いいのかは、ちょっと説明が長くなるので、こちらをご覧いただきたい。
イメージ
瞑想を経験した方は、お分かりかと思うが、実際に瞑想をしてみると、これがなかなか難しい。すぐ、心配事など、妄想が多く浮かんできて、そのうち、それらに意識が行き、とても心静かに、自分の内面深くに入っていくなどということはできない。
リラックスがうまくいくと、眠くなり寝てしまうし、背筋もだんだん曲がってくるし、呼吸も最初のうちはゆったりした呼吸をしているが、そのうち、妄想とともに呼吸も荒くなり、腹式呼吸ではなく、胸式呼吸に戻っている。
なかなかうまくいかないものである。
そのために、ここでは、イメージングナビゲーション(誘導瞑想)を使用することをお勧めしている。
イメージングナビゲーションとは、リラックス・姿勢・呼吸などの手順や、目的ごとのヒーリングや、クリエーションなどを、思い出すことに意識がいかないように、音声によってイメージすることをナビゲーションしてゆくことであり、
これにより、慣れない方でも、自然な瞑想ができるようになる
- 気を散らさないようにする
- 集中する
- 手順通りに瞑想する
- はっきりとイメージする
- 一定時間瞑想する(長すぎず、短すぎず)
イメージングナビゲーションは、ご自分で原稿を作り、それを録音し、スマホなどで聞くことで作ることが可能だ。
心落ち着く音楽、できれば脳波をアルファ波やシータ波の状態に導く音楽とともに、好きなチューニング、アファメーション、ヒーリング、クリエーションなどの音声を録音し、スマホなどに登録し、生活の一部としてそれを聞く習慣をつけることで、瞑想により人生を豊かにすることができる。
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