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幸せを不幸でないことと定義するのであれば、その不幸の原因の多くは人間関係から生じている。

親との関係性から作られた自分、そして、その自分が作り出している愛する人との関係、そしてそこから生れ出る子供の人格、子供との関係、これらは、生命の連鎖の中で、幸福か不幸をより増幅してゆく。

人間関係の幸不幸は、それだけにとどまらず、仕事場や学校などの組織の中においても、競争、支配などの人が持つ業が絡み、多くの人の心に負のエネルギーを作り出している。

それでは、心の中にあるこれらの負のエネルギーをどのようにしてゆけば、人は幸福になれるのだろうか?

私の女性の友人の話だが、彼女のお母さんは、大変厳しい人で、彼女に常に完璧を求めた。学校のテストは、97点でも「なぜこんな問題を間違えたの」と怒られ、100点を取り、褒められるのかと思えば、「ああそう」と当然のように言われるだけ、この子供の頃の体験が、彼女の潜在意識に『完璧じゃなきゃダメ』という負のエネルギーを作り出した。

彼女の人生は、緊張に満ちたものになり、学校でも職場でも、完璧に仕事をこなさないと満足できず、できない自分を責めた。さらに悪いことに、その厳しさは、まわりの人にも向けられ、人のミスを公然と非難した。その結果、職場では、疎まれ、完璧にこなせない自分には嫌気がさし鬱々とした気持ちで日々を送っていた。

そして、ある日のこと、彼女は彼女の長女の言葉に愕然とした。「97点のどこがいけないの?私はもうこれ以上頑張れない」。

そう、彼女のお母さんがしたことと、まったく同じことを彼女もまた自分の大切な長女にしていたことに気づいたのだ。

そして、彼女は潜在意識に潜む『完璧じゃなきゃダメ』という彼女を苦しめている彼女にとっては、大きな負のエネルギーと向き合うことにしたのだ。

彼女は、まず、緊張に満ちた自分の心を、癒しの言葉を繰り返し聞き、安心している自分をイメージすることで癒していった。

次に、ある程度、緊張が解け癒された潜在意識に、『完璧じゃなきゃダメ』とは逆の『できる限りで最高』というイメージを自分が満足し、長女も含めまわりの人たちとうまくやっているイメージとともに、潜在意識に納得させてゆくうちに、彼女の自分を責め、まわりの人を責め続けた行為は、治っていった。

この自分の潜在意識を変える行為を一定期間続けるうちに、長女や彼女の職場の人たちの人間関係も徐々に改善され、今では、長女とも友達のような関係になっている。

このように、多くは幼少期に作り出された負のエネルギーを、まず見つけ出し、それらの負のエネルギーを、癒し、中和してゆくことで、あなたの人生はずいぶんと明るいものになってゆく。ここでは、負のエネルギーを見つけ出し、癒し、中和する方法をご紹介する。

 

◇家族

◇組織

◇恋愛

 

▲ 潜在意識を変えて幸せになる方法

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